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企業情報
日環科学株式会社は、医食農同源を目指した研究開発型シンクタンクです。
会社の歴史
当社が主軸とする高温発酵技術の源泉は、1984年の株式会社三六九(代表取締役 宮本久/当社の代表取締役の実父。2026年4月時点94歳)の設立にさかのぼります。株式会社三六九は、独自の発酵プラントを設計・設置し、当初は加熱設備を用いていましたが、原材料の配合を調整することで、外から熱を加えずとも微生物自身の発熱で70〜80℃に達することを明らかにしました。その上で、製造された発酵産物がさまざまな用途に適用できることをフィールド試験で確認しました。
2000年、この技術を社会に届け、学術的な裏づけを重ねるための研究開発型シンクタンクとして、日環科学株式会社が設立されました。以下、主要な系譜を列挙します。
- 1984年株式会社三六九を設立。発酵プラントの設計・設置に着手し、温暖化対策を含む構想をまとめる。
- 1994年高温発酵に関する基礎研究の成果を学術誌に発表(発表者: 大分大学酒井謙二助教授/その後、九州大学農学部教授として就任後、名誉教授)
- 1998年NHK「未来派宣言」の取材を受ける
- 1998年2報目の基礎研究論文を発表(発表者: 大分大学酒井謙二助教授/その後、九州大学農学部教授として就任後、名誉教授)
- 2000年宮本浩邦が慶應義塾大学 大学院博士課程(医学研究科生理系医化学専攻)を修了し、博士号(医学)を取得(3月)。同年6月、株式会社三六九の支援などを目的として日環科学株式会社を設立し、代表取締役に就任
筑波大学松村正利教授(後に、筑波大学名誉教授のご紹介)により、大手養鶏事業者(都路グルーブ様)との出会いを機に、畜産用途における堆肥の高温発酵に関する研究などを開始
- 2001年京葉ガスグループとの共同研究を開始。当初は排水処理に関する相談
- 2002年農林水産省の委託研究費を得て、京葉ガス・日環科学・千葉大学による共同研究を開始。発酵プラントの事業化を推進するとともに、畜糞の臭気対策の研究に着手。のちに京葉ガスグループの京葉プラントエンジニアリング株式会社(現・京葉ガスエナジーソリューション株式会社)とともに腸内フローラの研究へと発展し、現在の研究につながる
- 2004年水産分野、畜産分野(養豚)での試験を開始
- 2008年3報目の基礎研究論文(直接、共著者として関与した論文としては1報目)を発表
- 2009年千葉市産業振興財団の研究費を活用し、高温発酵物から、腸内に生着する好熱菌の菌株を発見(無菌動物・ノトバイオートモデル試験の活用)(東京大学農学部伊藤喜久治教授/後に東京大学名誉教授、千葉大学児玉浩明准教授/後に園芸学部教授、堀内三吉先生/元・東京医科歯科大学医学部・講師などのご協力)
- 2010年微生物国際寄託番号 BP-863 (製品評価技術基盤機構/NITE)を取得し、特許を出願
- 2011年国際特許を出願。経済産業省の委託研究(戦略的基盤高度化支援事業)を実施
- 2012年千葉大学連携機関となる。また理化学研究所の共同研究開始
- 2013年千葉大学発ベンチャー 株式会社サーマスの設立を主導
- 2015年肉用鶏(ブロイラー)の暑熱対策試験を開始
- 2016年肉用牛(和牛:黒毛和種)の試験を開始。日本農芸化学会トピックス賞受賞(微生物関連)
- 2017年日本生物工学会・生物工学技術賞を受賞
- 2019年家畜の細菌叢を移植したマウス試験系などを発表
- 2021年設立20周年の記念事業として、未来事業情報サイト ECO-AIs の運用を開始
- 2022年日本農芸化学会トピックス賞受賞(植物関連)。
- 2022年より理化学研究所・九州大学・千葉大学との共同研究について、プレスリリースを開始。さらに、土壌由来、あるいは動物由来の温室効果ガスの発生抑制、ならびに動植物ウイルス低減効果の検証をより本格的に進める